むんさんブログ
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【心と体】やる気が出ない日の整え方。何もできない自分を責めないで

やる気が出ないアイキャッチ

特に何もしていないのに、なぜか疲れている日ってありませんか?
お腹が空いているのに食べるのが面倒だったり、眠いような眠くないような、何をしても集中できない。
「出かけなきゃ」と思っているのに、ぎりぎりまで動けずにソファでぼんやり過ごしてしまう。

私も、そんな日が定期的にやってきます。特に生理前は、いつも通りの自分ではいられなくなります。
気持ちは焦るのに、体も心もブレーキがかかったように動かない。
「やる気が出ない」「気分が晴れない」「何もしたくない」——そんな状態になると、自分を責めたくなってしまうこともあります。

でも、そんな時こそ 心からのヘルプサイン なのだと思うようになりました。

「やる気が出ない」は怠けではなく、心のブレーキ

昔の私は、「やる気が出ない=怠けている」と思っていました。
だから、無理にでも予定を詰めて、「ちゃんとやっている自分」でいようと頑張っていました。

でもある日、体が悲鳴をあげるように、全く動けなくなったことがあります。
頭では「頑張らなきゃ」と思っているのに、体がついてこない。
まるで電池が切れたロボットのように、どんなにスイッチを押しても動かない。

そのときに気づいたのです。
やる気が出ないのは、サボりではなく、心が「少し休ませて」と言っている証拠なんだと。

生理前や季節の変わり目、気圧の変動、仕事や人間関係のストレスなど、私たちの体は常に環境に反応しています。
それを無視して動き続けると、必ず心や体にしわ寄せがきます。

「できない自分」を責めない

やる気が出ない時、真っ先に浮かぶのは「私、ダメだな」という言葉。
でも、できないことを責めても、さらにやる気は落ちてしまいます。

そんな時は、私は 「できないこと」よりも「今できていること」 に目を向けるようにしています。

たとえば——

  • ベッドから起きられた

  • 顔を洗えた

  • ごはんを食べた

  • 洗濯機を回した

  • メッセージを返せた

それだけで、十分に「今日も生きている自分を大切にした証拠」なんですよね。

私も以前は、「もっと頑張らなきゃ」と思いすぎて、心が限界を超えました。
仕事を辞めざるを得なくなった経験もあります。
あのとき無理をしていなければ、もっと早く「心を整える時間」を作れていたかもしれません。

「何もしない日」も必要な時間

私は今、「無になる日」 を意識的に作るようにしています。
家の中で何もせず、ぼーっと過ごす。
お茶をゆっくり入れて、湯気を見ながら深呼吸する。
テレビもつけず、スマホも電源を消し、考え事をしない。

そんな日が1日あるだけで、心のバッテリーが少し回復します。

仕事では、どうしても無理をしなければならない瞬間もあると思います。
でも、だからこそ「休む日」を計画的に取ることが大切です。

いつも頑張っている人が1日休んだところで、誰かに責められる筋合いなんてありません。
むしろ、自分を大切にできる人こそ、長く頑張れる人 だと思います。

私が実践している「心を整える小さな習慣」

やる気が出ない時期を何度も経験する中で、少しずつ自分なりの整え方を見つけてきました。
どれも小さなことですが、積み重ねると心が軽くなります。

●  予定を詰めすぎない

空白の時間があるだけで、気持ちが楽になります。
スケジュール帳に「休む」と書いておくのもおすすめです。

●  SNSを見ない日をつくる

他人の頑張りや楽しそうな姿を見ると、自分を比べて落ち込むことがあります。
私は週に1日だけ、SNSを完全にオフにしています。

●  部屋を整える

掃除や整理整頓は、心の整理にもつながります。
疲れている時こそ、5分だけでも机の上を片づけると気持ちが変わります。

●  温かいものを飲む

心が冷えているときほど、体を温めることが大事。
私は白湯や黒豆茶を飲みながら、深呼吸をしています。

●  「何もしない勇気」を持つ

「今日はやらない」と決めることも、立派な選択です。
頑張らない時間を持つことで、自然とやる気が戻ってくることもあります。

「頑張らないこと」も、自分を大切にする一歩

私たちはつい、頑張ることを美徳だと思いがちです。
でも、頑張らないときにも、ちゃんと意味があります。

疲れた自分を責めるのではなく、
「今、頑張れないのは、それだけ頑張ってきたから」
そう思えたら、少し心が優しくなれます。

人は誰でも波があります。
気分が上がる日もあれば、沈む日もある。
どちらも「自分の一部」だと思って、受け入れてあげることが、心を整える第一歩です。

「無理しない生き方」が長く続く

私は一度、仕事のストレスでメンタルを崩しました。
朝、起きることすらできず、何もかもが怖くてたまらなかった時期があります。

その経験から学んだのは、「心が疲れたときに、立ち止まる勇気を持つこと」。
それは逃げではなく、再スタートの準備期間 なんです。

無理して働いて、無理して笑って、無理して誰かに合わせて。
そんな毎日を続けていたら、いつか心が悲鳴をあげます。

だから今は、少しでも疲れを感じたら、
「今日はゆっくりしよう」
「無になる時間を作ろう」
と自分に言い聞かせています。

まとめ:自分を責めず、やさしく整える

  • やる気が出ないのは「怠け」ではなく「心のSOSサイン」

  • できない自分を責めない

  • 何もしない日をつくる

  • 温かい飲み物と整った空間でリセット

  • 「無理をしない生き方」が結果的に強くなる

どんなに頑張り屋の人でも、電池が切れる時があります。
それは「止まる時期が来た」という自然の流れ。

頑張るだけがすべてではありません。
自分をいたわることも、立派な努力です。

どうか今日は、「無理しない」を選んでください。
あなたの心がまた動き出すその日まで、焦らずに、やさしく過ごしていきましょう。

記事内容は個人の経験に基づくものであり、効果・効能を保証するものではありません。健康上の不安がある方は専門機関にご相談ください

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