むんさんブログ
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ヘルスケア

冬の冷え対策は「食」から。体を温める食べ物と冷やす食べ物を知るだけで、毎日が快適になるヒント

体を温めるアイキャッチ

寒くなってくると、どうしても体の芯から冷えるような感覚があります。
家の中にいても、手先や足先が冷たいまま。そんな日は、温かい飲み物を飲むだけで少しほっとします。

最近は、黒豆茶・ジャスミンティー・ミントティー・白湯(時々クエン酸を少し混ぜることも)・ミルクティーなどを、気分に合わせて楽しんでいます。
コーヒーが苦手な私は、温かい飲み物で心も体も満たされる時間が好きです。

温かいものを飲むと体がほっと緩むような感覚がありますが、実はそれだけではなく「どんな食べ物を選ぶか」でも体の冷え方が変わってくることを知ってから、私は食事に少し意識を向けるようになりました。

体を温める食べ物、冷やす食べ物の違いとは?

体を温める食べ物と冷やす食べ物。
これは単に「温かい」「冷たい」という温度の話ではなく、食べ物の性質の違いです。

例えば、真夏に育つ南国のフルーツ(スイカやバナナなど)は、体を冷やす性質を持ちます。
一方で、冬に旬を迎える根菜類(にんじん・ごぼう・れんこんなど)は、体を温める性質を持っています。

つまり、旬のものを食べるというのは、それだけで理にかなった「温活」でもあるのです。

体を温める食べ物(陽性食品)

体を温める食べ物は、一般的に「土の中で育つ」「寒い地域で採れる」「赤・オレンジ・黒などの濃い色をしている」食材が多いです。
私が普段取り入れているおすすめ食材はこちらです。

● 根菜類(にんじん・ごぼう・れんこん・しょうが・たまねぎ)

煮物やスープにしてじっくり火を通すと、芯から体を温めてくれます。
特にしょうがは、体の巡りをよくする代表格。私は味噌汁やスープ、紅茶にもすりおろししょうがを少し加えることもあります。

● 発酵食品(味噌・納豆・キムチ・甘酒)

発酵食品は腸内環境を整えるだけでなく、体の中で「熱を作りやすくする」働きもあります。
冬は味噌汁が一番取り入れやすく、冷蔵庫の残り野菜を入れるだけで栄養満点の一品になります。

そして最近は、粒が大きめの納豆にはまっています。
付属のたれと酢を少し入れて食べるのがお気に入り。酢は血糖値の上昇を防ぐ効果があるので、一石二鳥です。

● 黒い食材(黒ごま・黒豆・黒きくらげ)

東洋医学では「黒い食べ物は腎を補う」と言われ、体の芯を温めるとされています。
私は冬になると黒豆茶をよく飲みますが、香ばしくておいしいだけでなく、むくみも軽くなった気がします。

● 良質な油(ごま油・オリーブオイル・アマニ油など)

油はエネルギーを作るために必要不可欠な存在。
体を温めるには、脂質をしっかり摂ることも大切です。特にごま油を使った炒め物は香りもよく、冬にぴったりです。

体を冷やす食べ物(陰性食品)

一方で、体を冷やす食べ物は「暑い地域で育つ」「水分が多い」「白や緑など淡い色をしている」傾向にあります。
冷やす食べ物が悪いわけではありませんが、寒い季節には摂りすぎに注意したいです。

● 南国の果物(バナナ・マンゴー・スイカ・パイナップルなど)

夏にぴったりなフルーツですが、冬にたくさん食べると内臓を冷やしてしまうことがあります。
どうしても食べたいときは、常温に戻したり、温かい紅茶と一緒に食べるのがおすすめです。

● 生野菜(サラダ・トマト・きゅうりなど)

生野菜も体を冷やす代表格。
私はサラダを食べたい時は、少しレンジで温めて「温野菜」にしています。これだけでも冷え方が全然違います。

● 砂糖・清涼飲料水・コーヒー

甘いものやコーヒーも、実は体を冷やす性質があります。
私はコーヒーが苦手なので飲みませんが、甘いものを食べたい時は温かいお茶を合わせるようにしています。

食べ方でバランスを取ることが大切

体を温める食べ物と冷やす食べ物は、どちらかだけに偏る必要はありません。
むしろ、バランスを取ることが大切です。

例えば、冷やす食材を「火を通す」「温かいスープにする」ことで中和できます。
きゅうりやトマトも、炒めたり煮込んだりすれば、体への影響は穏やかになります。

また、「食べるタイミング」も重要です。
朝は体温が低いので、温かい食べ物や飲み物を。
夜は消化に負担をかけないように、温かくて軽いものを。

体を温めることは、睡眠の質や代謝にもつながります。

私の冬の温活ルーティン

私の場合、朝起きたらまず白湯を飲みます。
気分によっては、そこにクエン酸パウダーを少し入れる日もあります。酸味があって目が覚めるし、体の中がすっきりと動き出す感じがします。

昼はジャスミンティーかミントティーを飲むことが多く、香りで気分をリセット。
夜は黒豆茶かミルクティーで一日の締めくくりです。

食事もなるべく温かいスープを添えたり、鍋料理を多くするようにしています。
お味噌汁も具だくさんにして、根菜類や豆腐を入れると、体の中からじんわり温まります。

冷えがひどいときや風邪をひきそうなときは、しょうがをすりおろしてスープに入れたり、しょうが湯にして飲むことも。
飲むたびに体の中からじんわり温かくなって、ホッと安心する瞬間です。

「温める食生活」で冬をもっと心地よく

体を温める食べ物を意識してから、私は冬の体調が安定するようになりました。
冷えによる肩こりやむくみも軽くなり、寝つきも良くなった気がします。

温活というと難しく聞こえますが、自分を労わる時間を少し増やすことから始まります。
温かい飲み物をゆっくり飲む。
湯船につかる。
根菜を煮込む。

それだけで体も心もほぐれていきます。

冷えを感じやすい季節だからこそ、「何を食べるか」「どう食べるか」を見直してみると、
冬の過ごし方がぐっと優しく、心地よくなるはずです。

まとめ

  • 温かい飲み物や根菜類を意識してとる

  • 冷える食材は火を通すなど調理法で中和

  • 季節や体調に合わせて、食のバランスを整える

体を温めることは、美容にも健康にも、そして心にも効くシンプルなセルフケア。
この冬は、食卓から体を温める暮らしを始めてみませんか?

記事内容は個人の経験に基づくものであり、効果・効能を保証するものではありません。健康上の不安がある方は専門機関にご相談ください

記事内容は 厚生労働省のサイト を参考にしております

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