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我が家にはホーランドロップのうさぎがいます。
色は「フロスティ」です。
(全身が白くて、耳やしっぽなど一部がグレーです)
本日は8歳の誕生日目前ですので、初老うさぎのお世話のこと・うさぎのために購入しているものなど、これからうさぎを飼おうとしている人や、自分の備忘録として書こうと思います。
ホーランドロップについて
ホーランドロップは、たれ耳うさぎの中で最も小柄な品種で、オス、メスともに1.81㎏未満と言われています。
ぬいぐるみのような大きい顔にかわいいサイズのたれ耳、愛嬌のあるぺちゃっとつぶれたような丸顔が特徴で、人懐っこく愛嬌があり、活発で好奇心旺盛なうさぎです。
寂しがりやな一面もあり、飼い主さんの後をついてまわる子も珍しくありません。
寿命
以前はペットうさぎの寿命は約7~9年といわれていました。ですがその寿命は伸びている傾向にあり、10歳を超えるうさぎも普通にいます。
ちなみにギネス記録に認定された最も長生きしたうさぎは、18歳10ヶ月だそうです。
うちの子はもうすぐ8歳を迎えるので、兎生を半分折り返したのかなと思っています。
しつけ
うさぎはしつけがほとんどできないと思った方がいいと思います。
うちに来るまでの環境にもよると思うのですが、うちの子のお母さんが、決まったところでトイレができる子だったので、我が家に来た時には90%以上の成功率でトイレができました。
ただできない子はできないので、できたらラッキーくらいの気持ちでお迎えしてあげてほしいです。
↑お迎えする前の、兄弟たちとの写真。
私がお迎えしたショップでは、生後1か月半を過ぎるまでは絶対に売らないと言われました。
しっかり母乳を飲むことで免疫力を育て、お母さんや兄弟たちと生活することで水飲みやトイレを覚え、社会性を学び、母乳の味から様々な食べ物を知り、お迎えした後に飼い主が困らないようにしてくれていたそうです。
環境
室内飼育が主流です。
外にはうさぎを捕食する生き物がいて危険です。
うさぎが室内で快適に過ごせるように、うさぎの家としてうさぎ用のケージを用意しましょう。ケージは湿気や温度変化が少なく、直射日光が当たらない壁際が最適です。ゲージの近くに温度計を設置し、ケージの中には給水ボトル、トイレを設置します。
うちで使っているものと同じものです↓
(当時、ウサギ専門店で購入しました)
↑このシートを半分に折って、四角のトイレに敷いています。
三角トイレ・長方形トイレ・トイレ用チップなど、様々な商品を試しましたが、我が家はこのスタイルに落ち着きました。
うさぎは、暑過ぎても寒過ぎても体調を崩してしまいます。
「飼育に適した温度は18~24度、湿度は40~60%で、夏でも室温は25度以下に保ちましょう」と言われていますが、実際はうさぎの様子を見て判断しましょう。
18度で飼育していた時には、人間もうさぎも風邪ひいて大変な目にあいました。
冬はペットヒーターを使用するなどしてうさぎが寒い思いをしないようにしましょう。

食べ物
大きく分けて3種類あります。
牧草・ペレット・おやつの順に紹介します。
牧草
常にゲージ内に牧草を入れて置き、切らさないようにするのがポイントです。
牧草にも種類があり、一番有名なチモシー、オーツヘイ、アルファルファ、イタリアンライグラスなどがあります。
我が家はおやつでオーツヘイをあげたら、チモシーを食べなくなってしまったので、それからは主牧草はオーツヘイになってしまいました。
いろいろあげてみて、たくさん食べて、丸々した大きなウンチをしてくれる牧草を選ぶことが健康で長生きの秘訣ではないかと思っています。

ペレット
我が家はずっとこのシリーズです。
理由は、価格とメーカー、主成分、個包装かどうかです。
10歳超えたら「スーパーシニア」にするつもりです。
こちらはショップにいるときにどこのメーカーのペレットをあげていたかを基準に、選んであげたらいいと思います。
量は、朝晩に大匙1づつをあげています。
おやつ
我が家は野菜くずや果物がメインで、毎日あげていません。
- バナナを食べるときに、少しちぎってあげる
- 大根やニンジンの頭の部分を捨てずにあげる(よく洗う)
- キャベツやレタスの芯を捨てずにあげる(よく洗う)
など、生活の一部でおすそ分けするイメージです。

逆を言うと、「食べさせてはいけないもの」を把握しておいて、それは絶対にあげてはいけません!生死に関わります!!
うちの子は、牧草のチモシーを食べないとお話ししたのですが、チモシーのおやつはもりもり食べます笑
アマゾンでも売っています↓
チモシーの極み
これが大好きなので、ゲージに帰る前に一掴みあげています。
パッケージが可愛い甘くて柔らかいおやつは、我が家はあげていません。
ランニングコスト
まず生体価格ですが、どこで購入するかによって大きく変わります。
(どこがいいかはわかりません。可愛いが正義です!)
我が家はウサギ専門店(ブリーダー店)から購入しました。
何のためかはわかりませんが、血統書もあります。
確か生体価格が6万円、環境整備などで3万円ほど、計9万円ほど最初にかかりました。
それから牧草とペレットとトイレシート代で、月に約2,000円超えるくらい。
↑部屋が暑いと、このようにぐだーっと寝ています笑
あとこれは人によりますが、爪切りとブラッシングを外でやってもらっているので、それにも費用がかかります。
(3か月スパンで1万円弱くらい)
定期健診がてら、病院でやってもらうと安いです。
もちろん自分でできればタダです笑
遊び
うちの子は、おもちゃを与えても遊びませんでした。
それより家の中を走り回って、巾木をかじり、家具をかじり、カーテンを噛み、子供のランドセルや教科書を噛み、ソファに上り、じゅうたんを掘り、、なでろと頭で押してきたり笑
若い時は毎日そんな感じだったので、あきらめて家が破壊されていくのを見守っていました笑
うちは5歳くらいから落ち着いてきたので、そのくらいまでは覚悟した方がいいと思います。
病気
品種によってなりやすい病気があるそうですが、うさぎ全般に普段からなりやすい症状・うちの子がかかった病気をお伝えします。
うっ滞
牧草のところで少し話に出ましたが、丸々した大きなウンチを常にできるよう、もりもり牧草を食べてくれないと、すぐにうっ滞になります。
消化管の働きが停滞し、消化が正常に行われなくなる状態です。
うさぎは猫のように吐き戻しができませんので、換毛期などは特に気を付ける必要があります。
これで何度も病院にかかりました😢
病院代も結構かかりますので、たくさん食べる牧草には糸目をつけないほうがいいです。
不正咬合
こちらも普段から牧草など、固いものをたくさん食べていないとなりやすいです。
我が家が時々あげている アルファルファ も、不正咬合を予防するためです。
歯のかみ合わせが悪くなり、痛がって食べなくなる症状です。
草食動物の歯は一生伸び続けていますので、固いものを噛んですり減らしていくことが必要です。
市販のおやつは柔らかく食べやすいものが多いので、そういうものに慣れてしまうと固いものを食べなくなり、最悪、麻酔をかけて歯を切ることになります。
そんなことになったら可哀相なので、こちらは飼い主が食べ物をしっかり管理してあげましょう!
膿瘍
我が家は、顔に数か所膿瘍があります。
理由はわかりません、この子の運命だったのだと受け入れています。
具体的には、顔が腫れている?気がして病院に行ったところ、膿がたまっているので手術が必要ということになり、外科手術を行ってもらいました。
毛を刈られ、痛々しい姿に、本当につらい思いをしました。
しかも何度も同じ場所に膿がたまるため、「穴をあけておきましょう」?!ということになり、今でも顔の膿瘍がひどい部分は穴が開いたままになっており、時々だらだらと膿が流れ出しています、、
うちの子は顔ですが、体のどこにでもできるらしく、腸に中にできて腸閉塞になり、緊急で開腹手術を行ったこともあると主治医に聞きました。
見える部分だからよかったと思うことにします。
精巣の腫瘍
これは考え方によると思うのですが、我が家は他のうさぎと触れ合わせるつもりがなかったのと、生き物として不自然な気がして、適齢期に去勢をしなかったんです。
病気のリスクがあることは承知でした。
運よく、病気をせずにオスのまま兎生を全うできたらいいと思っていました。
ですが、7歳の時に片方のたまたまが大きくなっており、病院に連れて行きました。
病院では、
「7歳は高齢なので手術にかなりのリスクが伴う。
このまま死ぬまで様子を見る選択もあるが、ガンの場合、転移の可能性がある」
と、どうしたらいいかわからないことを言われました。
私の選択は、手術することでした。
入院して帰ってきたときには今までとは違い元気がなく、数日はあまり私たちにも寄ってこなかったです。
ガンではなくて本当によかった!
我が家のお気に入り
我が家では「おざぶ」と呼んでいます笑
ゲージ内に敷くと、これの上で基本寝ています。
ゲージの金網より楽なのかな?
人間も網の上で生活するより、平らで柔らかいものの上で生活した方が楽ですよね!
↑ペレットの保存容器です。
- 手が入ること
- ペレットの個包装が、全部入ること
- 洗いやすいこと
- 密閉なこと
- 縦長で置き場に困らないこと
この辺りを気にして購入しました。
ゲージの出入り口に貼っています↓
我が家はフローリングなので、滑らないように床に貼りました。
普段の生活を見ていても、フローリングは走りにくそうで、じゅうたんの上の方が走りやすそうなので、ゲージの出入り口に段差があるため、跳ぶためには必要だと思います。
最後に
長くなりましたが、うさぎが健康で長生きするためには、飼い主が与える環境や食べ物が全てです。
超高齢うさぎも増え、介護が必要になるとも聞きますし、責任を全うできる覚悟で迎えてあげてほしいです。
ここまでつらつらと書きましたが、私も日々勉強中です。
うちの子が幸せな兎生を過ごせるように、精一杯気にかけて一緒に過ごしていきます。