むんさんブログ
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ピラティスを2年続けて気づいた体と心の変化|健康への一番の近道

ピラティスアイキャッチ

はじめに:ダイエットの次に必要だった「体を整えること」

私がピラティスを始めたのはおよそ2年前、食事管理で体重を落としたあとでした。
ダイエットには成功したけれど、**「健康的に引き締まった体」**にはなれていない気がしたのです。

運動を取り入れたいと思ったときに、私が条件として考えたのは——

  • 天候に左右されないこと

  • トレーナーとマンツーマンで教えてもらえること

  • 通いやすくて続けやすいこと

  • あまり汗をかかず、終わったあとにぐったりしないこと

そんな中で出会ったのが「ピラティス」でした。
体験レッスンを受けてみると、動きはシンプルなのに体の芯がしっかり刺激されるのを感じ、これなら続けられそうと思いました。
今も、当時担当してくれた先生がずっとサポートしてくださっています。

ピラティススタジオ

座りっぱなしの仕事で感じた体のゆがみ

ピラティスを始めた当時の私は、1日中パソコンに向かうデスクワーク。
肩は前に巻き、背中は丸まり、首は常に前へ。まさに「現代病の姿勢」でした。

入会時にトレーナーから「何を目標に体を変えていきたいですか?」と聞かれ、私はこう答えました。

「1日中座っていても猫背にならないようにしたいです。」

最初のうちは思うように体が動かず、筋肉の使い方も分かりませんでした。
でも少しずつ、自分の体がどこに力を入れると姿勢が整うのか、感覚で分かるようになってきました。

ピラティスを続ける中で変わる「心の目標」

しばらく経つと、私の目標は「猫背を直す」から「おしりを上げたい」に変わりました。
当時、好きな人ができたからです。
美意識が高まると、姿勢も自然と良くなり、気持ちも前向きになります。

けれど、その恋が終わって落ち込んだ時期もありました。
何もやる気が出ず、心も体も重かった。
そんな私に先生は「疲れたときこそ、自分をいたわるピラティスをしましょう」と、ストレッチ中心のメニューを組んでくれました。

それを続けていくうちに、いつの間にか体の不調を自分で整えられるようになっていたのです。
整体に通わなくても大丈夫になったのは、大きな変化でした。

体調を崩しても、ピラティスが私を支えた

その後、職場のストレスから心身を壊して退職。
家にこもる生活が続き、体重は妊娠中より重くなってしまいました。
これまで軽々できていた動きも苦しく、体が重くて思うように動かない。

でも、私はピラティスをやめませんでした。
「今の体を支える筋力をつけるために、できる範囲で動こう」と決めたのです。
先生も「無理せず、少しずつ戻していきましょう」と優しく声をかけてくれました。

ピラティスの良いところは、どんな体の状態でも“今の自分に合わせた動き”ができること。
できないことを責めるのではなく、「今できることを積み重ねる」考え方が身につきました。

先生との信頼関係が続ける原動力に

レッスンでは、先生が定期的に「今はどんな体になりたいですか?」と聞いてくれます。
その時の私の答えはさまざまです。

  • 「お腹をすっきりさせたい」

  • 「後ろ姿をきれいに見せたい」

  • 「膝が痛いので、負担のない動きをしたい」

その日の体調や気分に合わせてメニューを変えてもらえるのが、マンツーマンの良さ。
まさに“オーダーメイドの運動”です。

ピラティスを始めて2年。
今では、直立した時に足がまっすぐになり、肩こり・腰痛もほとんどありません。
おしりの形も変わり、巻き肩や反り腰も改善。
そして何より、「体を動かすことが苦痛ではなくなった」ことが一番の進歩でした。

以前は「歩くのが嫌」「運動なんて無理」と思っていた私が、今では体を動かす時間が楽しみになっています。

行きたくない日が一度もない理由

この2年間で、一度も「今日は行きたくない」と思った日はありません。
理由はシンプルで、

  • トレーナーの先生が好き

  • レッスンの後は必ず体が軽くなる

  • 「週に1時間だけ真剣に自分と向き合う時間」が心地よい

ピラティスは、私にとっての“ご褒美時間”になりました。

仕事をしていた頃の私にはなかった「自分の時間」

正社員として働いていた頃、私は役職もあり、家事・育児・仕事で常に全力。
毎日が「やることリスト」に追われ、自分のための時間なんて1分もありませんでした。

「もし1時間自由にできたら寝たい」と思うほど疲れていた私が、
今では週1時間のピラティスを楽しみに過ごしているのです。

これは、心と体の余裕ができた証拠だと思います。
ピラティスを始めてから、私は「自分を大切にすること」にも気づけました。
その結果、ストレスも減り、穏やかに過ごせる時間が増えました。

ピラティスは「健康への投資」

ピラティスの月謝は決して安くありません。
でも、私は今ではこう思っています。

病気になって病院に通い、治療や薬に頼るためにお金を払うより、
健康を維持するためにお金を払う方がずっといい。

ピラティスは単なる運動ではなく、心と体を整える“予防医療”のようなものです。
週にたった1時間でも、自分の体と向き合うことで、姿勢も心も整っていくのを感じます。

後ろ姿2025

ピラティスを始めたい人へ:最初の一歩を軽くするコツ

もし今、「体を変えたい」「運動を始めたいけど続かない」と悩んでいるなら、
ピラティスはとてもおすすめです。

初心者でも大丈夫。
むしろ、運動が苦手な人ほど合うと私は思います。

スタジオ選びのポイントは以下の3つです。

  1. 自分のペースで続けられる環境か

  2. トレーナーとの相性が合うか

  3. 続けて通える立地・料金か

そして何より大事なのは、「完璧を目指さないこと」。
少しずつでも、自分の体を知る時間を積み重ねることが、結果的に一番の近道です。

まとめ:体を整えることは、自分を大切にすること

ピラティスを始めて2年。
私の体はもちろん、心の在り方も大きく変わりました。

  • 姿勢が整い、肩こり・腰痛が減った

  • 気分の浮き沈みが穏やかになった

  • 「今日も行きたい」と思える習慣ができた

  • 自分を大切にできるようになった

ピラティスは、私にとって「生き方を整える時間」。
これからも健康でいるために、そして心地よく歳を重ねていくために、
私はこの習慣を続けていきたいと思います。

記事内容は個人の経験に基づくものであり、効果・効能を保証するものではありません。健康上の不安がある方は専門機関にご相談ください
記事内容は 厚生労働省のサイト や Wikipedia を参考にしております